なぜ“自分で集めた証拠”より“探偵が集めた証拠”のほうが法的に強いのか?徹底解説
なぜ「自分で集めた証拠」より「探偵の証拠」が法的に強いのか?
「自分で集めた浮気の証拠では不十分なの?」「探偵が集めた証拠は何が違うの?」 こういった疑問はとても多く、実際に証拠が弱くて慰謝料請求に失敗するケースは珍しくありません。
結論から言うと、探偵が収集した証拠は法的に認められやすい“確実な証拠”として扱われます。 この記事では、その理由を専門的に、しかし分かりやすく解説します。
① 証拠の「客観性」が圧倒的に違う
自分で集めた証拠は、裁判では“主観的な記録”と判断されることがあります。
- 勝手に撮影した写真
- スマホのスクショ
- 怪しい行動メモ
- SNSの匂わせ投稿
これらは「あなたが有利になるように加工した可能性がある」と判断され、 証拠の信頼性が低いとみなされてしまうことがあります。
一方、探偵の場合は第三者の立場で客観的に調査・撮影した記録になるため、 裁判官からの信頼性が大きく変わります。
② 調査報告書の形式が“法廷仕様”になっている
探偵の調査報告書は、次のような形式で作られています。
- 日時が秒単位で記録されている
- 行動の流れが時系列でまとめられている
- 写真は明確な連続性を持って掲載されている
- 対象者の顔が明確に写っている
- 場所・時間・証拠の整合性が高い
これらが揃うことで、裁判では「真実性が高い証拠」として認められやすくなります。
③ 違法行為に当たらない「合法調査」だから証拠として有効
自分で証拠を集める際、よくある違法リスクは以下です。
- 勝手にGPSをつける → 違法
- 無断でLINE・スマホを見る → プライバシー侵害
- 侵入して撮影 → 不法侵入
- 録音を勝手にする → 肖像権・プライバシー侵害
これらは証拠として使えないどころか、あなたが加害者になるリスクがあります。
探偵は法律に触れない範囲で調査を行うため、 集めた証拠は違法性がなく有効と認められます。
④ 写真の「鮮明さ・連続性」がレベル違い
決定的なのはここです。探偵が撮る写真は、
- 高倍率の撮影機材
- 暗所での撮影能力
- 連続した行動記録
これらを専用の方法で撮影しています。 ホテル出入りの決定的瞬間なども、 法的に認められやすい“連続した写真”で記録できます。
⑤ 裁判で「証拠の価値」が何倍にも変わる
自分の証拠 → 補助的資料にしかならない 探偵の証拠 → 慰謝料が認められる決定打
実際の裁判では、探偵の報告書だけで慰謝料50〜150万円が認められるケースが多くあります。
浮気の証拠は“時間との勝負”です
「怪しいけど、まだ証拠が足りない」 「自分で集めてから相談したほうがいい?」
実は、その間に証拠が消えてしまうリスクが最も危険です。
浮気の証拠は、集めるタイミングが1日遅れただけでも決定的瞬間を逃すことがあり、 取り返しがつかなくなります。
少しでも不安を感じているなら、早めの相談が一番確実です。


